津軽三味線を楽しむ会

  桜井台悠悠クラブでは6月24日（土）「津軽三味線と民謡を楽しむ会」を開きました。

会場の集会所には約30名の会員が集まり、目の前で演奏される津軽三味線の魅力に魅了されました。

  長谷川一義氏と長谷川一穂氏による津軽三味線の激しい演奏は体全体に響く一方、高く小さな音はやさしく物悲しく心に染み入る音色でした。

  演奏の合間の長谷川一義氏の生い立ちのお話も想像を絶するものでした。

津軽三味線の名人で盲目のお父様に三味線を教わり、父とともに門付けに回ってお金をもらうという極貧生活を送り、小学校ではいじめにあって苦労した話などを淡々と話されました。

  一方、津軽三味線や長谷川一穂氏による唄、太鼓の演奏の間には、参加者全員での民謡の合唱の時間もあり、ドンパン節、ソーラン節、花笠音頭などを楽しく歌いました。